便秘解消のステップアップ方法とは
自律神経はあらゆる臓器の働きに多大な影響を与えています。
それらの神経系が「交感神経系」と「副交感神経系」です。
どちらかに偏っても精神的肉体的バランスは崩れてしまいます。
また前回、腸の働きを活発にさせるためには、副交感神経系を
優位に働かせる必要があると説明しました。
結論からいうと、腸以外の臓器は、交感神経系の影響を
100%受けているということです。
そういう意味でも腸は独立した「第2の脳」とも言われます。
現に脊髄を損傷し植物状態に
なったとしても、腸は通常通り働くということです。
便秘は副交感神経系の働きを
優位にすることで解消できます。
副交感神経はリラックスしている時に働き始めます。
別名「夜の神経」とも呼ばれています。
実際は1日の大半は交感神経系が
働いているため、いかに夜の時間や午前・昼間の合間を
縫ってリラックスできるのかがポイントとなります。
どちらかというと現代人は交感神経側に
偏りがちな生活リズムになってしまっています。
そういう意味においても便秘を解消させるための簡単に
出来るステップとして、まずは睡眠の質を上げることです。
小学校の低学年で学んだような「“当たり前のことを、当たり前にすること!”」
このマインドセットを今後絶対に忘れないで下さいね。
そして睡眠はなるべくホルモンが分泌される
22時~2時(ゴールデンタイム)を含んだ
6時間から8時間の睡眠を取ることです。
睡眠の30~60分前に湯船で半身浴を
30分すると尚一層、睡眠の質が高くなります。
そして睡眠の質を上げるためには、枕や布団の質を上げることです。
便秘の応急処置としては、夏場であってもシャワーで
済ませるのではなく、湯船にゆったり浸かり腹巻を巻いて寝ることです。
そうすることで副交感神経が活発に働いてくれます。
ステップ1:交感神経と副交感神経を知る
ステップ2:副交感神経優位を意識する
ステップ3:お風呂はゆっくりと半身浴で(その後は腹巻を!)
ステップ4:22時~2時の間を含めた6~8時間の上質の睡眠を
あなたが大切にしなければいけないのは、あなたの体です。
簡単ですのですぐに行動して下さいね。
ウエストにピッタリのため、お仕事中でもご利用いただけます。
腰にカイロをあてるなど応急にでも処置されてください。
便秘解消、まずはできるところから始めましょうね